パートナー栄養士との共同開発

  • 現場での
    使いやすさ
  • 減塩対応
  • 栄養強化
  • 嚥下調整食
    への対応
  • 商品開発

現場の方が本当に求めているものを開発するため、
現場での困りごとのヒアリングから栄養指導、試作品へのアドバイス等、
実際にメディカル給食の現場に携わる管理栄養士さん達の指導を受けています。

①栄養ガイドラインに沿った製品開発

①栄養ガイドラインに沿った製品開発

健康増進法や医療保険制度、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」・「健康日本21」等によりメディカル給食の栄養素摂取基準は定められています。栄養士さんはこれらの栄養摂取基準をもとに献立を立てています。しかしそれらを満たすことは決して簡単なことではありません。この問題を解決するような製品を栄養士の方々の指導のもと開発しています。

(1)栄養強化

(1)栄養強化

蛋白質・食物繊維・カルシウム・ビタミン・ミネラルの基準値達成のために、それらを強化した食品の開発を進めています。例えば、冷凍惣菜のメディカルコロッケはカルシウム、食物繊維、蛋白質を強化した商品になっております。

(2)減塩

(2)減塩

人手不足のため調理済み食品を取り入れたいけれど、塩分量が多いため採用できないという栄養士さんからの意見をもとに、常に減塩を念頭に置いた製品開発をしております。 例えば、「八方だし香るやわらか野菜」や「冷凍おひたしベース」はかつお・しいたけ・昆布からとった「八方だし」の旨味を生かすことで、塩分を抑えながらもしっかりとした美味しさを実現しております。

②嚥下調整食への対応

②嚥下調整食への対応

噛むこと・飲み込むことが困難な方への食事は、単に柔らかければ良いものではありません。口腔内でのまとまりやすさやべたつきのなさなど、専門の方でないと分からないような注意点が多くあります。また、嚥下障害のために思うように食べられず低栄養状態になる、既成のソフト食は素材の味がしないため利用者の食が進まないといった副次的な問題も現場で働く方だからこそ気づくことのできる問題点です。
例えば「冷凍しっとりクロワッサン」はクロワッサン全体にシロップ打ちすることで、甘くて美味しいだけでなく、カロリーを増やし、パサつきを抑えて飲み込みやすいようにしています。

③摂食機能に合わせた調理法の指導

③摂食機能に合わせた調理法の指導

勝美ジャパンの冷凍野菜は常食からムース食(嚥下調整食コード1j)まで様々な嚥下レベルに合わせて展開調理することが可能です。加熱して柔らかくなっても形が残るので、常食の方にはそのまま提供して、嚥下の難しい方には粗くつぶしたり、ミキサーにかけたりと各個人の摂食機能に合わせて調整することが簡単にできます。これも指導いただいている栄養士の方が実際に現場で実施している内容です。この考えを基に、栄養士の方々の指導を受けながらソフト食の開発にも取り組んでいます。